「嘘つき女さくらちゃんの告白」が最終選考に選ばれておりました
2018-01-21


昨年の話ですが、
「嘘つき女さくらちゃんの告白」が、2017年本の雑誌、オリジナル文庫大賞の、最終選考6作に選ばれていました。

まったく気づかなかったです。びっくりしました。

北上次郎先生はじめ、推薦者の方、ありがとうございました。

いちおう、最終候補作を挙げておきます。
この中から、コバルトの先輩作家でお友達でもある須賀しのぶ先生と、辻真先先生が選ばれました。

辻真先先生ってあの!って少し嬉しかった。「名犬ルパン」が好きだったのですよね。ルパン三世やサザエさん等の脚本もされていた方ですが、85歳でご健筆です。

年齢も年次も有名無名もその他スペックも関係なく、作品で戦えるところ、小説の世界は公平です。そして息が長い。こういう場所に身をおけてよかったと思います。


さくらちゃんはね、
これを書いたときは森若さんの調子が良かったので、ちょっと考えたんですよね。この際、集英社文庫でもOL小説を極めようかなとか。
虚言癖の人の話はずっと書いてみたかったので、もうちょっと温めようかなとか。
でも、そういうことやってたらいつまでも書けないからね。
未成熟だろうとなんだろうと、書きたいと思ったらそのとき書いておくに限る。と最近、考えるようになりました。

もちろん森若さんも書きますよ。あの小説もまた、ずっと書きたかったものなのです。

今後、北上先生、ほかの方たちに、青木が成長したと言っていただけるように頑張りたいと思います。


〈最終候補作〉
@『異境の水都』森岡浩之(徳間文庫)
A『嘘つき女さくらちゃんの告白』青木祐子(集英社文庫)
B『最良の嘘の最後のひと言』河野裕(創元推理文庫)
C『義経号、北溟を疾る』辻真先(徳間文庫)
D『からくり亭の推し理』倉阪鬼一郎(幻冬舎文庫)
E『夏の祈りは』須賀しのぶ(新潮文庫)

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