2024-01-31
芦原妃名子先生のご冥福を心よりお祈りします。
Xにどうしても書けずにいました。
今回のことは、細部まで原因を調査するべきだと思います。
犯人探しや何かを批判するためではなく、今後、同じことを起こさないためにです。
誹謗中傷はいけません。
特に、不特定多数の人間が匿名で個人を叩くのは卑怯であり、叩く側もバランスを失いかねません。やめましょう。
そして、そのことと、原因を追求することは別のことです。
私の小説を原作とするドラマはすばらしいものでした。
本編のプロデューサーおよびスタッフの方は原作に敬意を払い、私の意見も尊重してくださいました。俳優さんも全員、原作者ですと挨拶すると歓待してくださいました。
最後の方は原作と違いますが、信じてお任せしました。
それでも放映中は消耗しました。
自分を覗き込まれて削られていくような感覚があり、言語化するためにあてのない小説を書いたほどです。
不全感はその後、近い状態になった同業者と話して発散するまで続きました。
そういったストレスのもとで、何回も製作者とやりとりをして、漫画を描きながら慣れない脚本を執筆したなど、想像を絶します。
芦原妃名子先生の血を吐くような言葉を、無駄にしてはいけないと思います。
うやむやにしていただきたくないです。
これまで多くのテレビドラマを楽しんできた、物語を作る側の人間として、業界の自省能力、自浄作用に期待します。
私にテレビドラマを好きで居続けさせてください。
関係者様、どうかお願いします。
芦原妃名子先生、安らかにお眠りください。
セ記事を書く
セコメントをする